DELLのノートパソコンで"自動修復を準備しています"からずっと進まない・止まっている時は

いやもう何したらそうなるんだよ、と思う。

機種は DELL 社の Inspiron 14 7000 7437 だ。

Windows Updateの最中に電源を切ったのかバッテリーが切れたのか原因はわからない。

電源を付けると、DELLのロゴが表示されて、そのあとすぐに真っ暗な画面で「自動修復を準備しています」がずっと表示されたまま。次の日まで放置してもそれは変わることがない。

ハードディスクの一部が死んでるんじゃないのか？と思いつつ、BIOSの画面を立ち上げるために、電源を付けてから DELL 社のロゴが表示されている間に、F2キーを連打する。

BIOSの画面では特に何も設定を変えずに、 bios save changes and exit を実行する。

するとなぜか 通常通りに Windows が起動しはじめてデスクトップ画面に入れた。

神がくれたチャンスとばかりに USB メモリに大切なデータを保管する。

その後、再起動してみたらまた同じ現象になったので、また BIOS に行って save changes and exit する。要するに BIOS を経由すれば自動修復とかいう役に立たない処理をスキップできるわけだ。

ノートパソコンのメーカーや型式によって BIOS に行く手段は少し違うが、たいていはメーカーロゴが表示されているときに F2, F8, F12 とか押してれば入れることが多い。

もうパソコンの死相が出ているのがわかったので、急いでバックアップを取った。

一応解決策として Windows Update を最新まで当てた。もちろん Update 中の何度か行われる再起動は全部、上記のBIOSによる自動修復スキップで事なきを得た。

それでも解決しなかったので DELL のサポートページで自分のシリアルコードを打ち込むとドライバー一覧の画面に行くことができるので、そこで BIOS のアップデートパッチを見つける。

BIOSのアップデートはなんというか鬼門であって、失敗すると二度とパソコンが立ち上がらなくなる可能性もある。

とはいえ、このままでは使いにくいしサポート期限も切れてて有償で修理する気もないので、最後の賭けということでやってみた。

結果的にBIOSのアップデートには成功して、"自動修復の準備をしています"の問題は解決した。悪夢だった。